4月22日四天王寺聖霊会(しょうりょうえ)が行われました

聖霊会とは・・・

4月22日は、聖徳太子の命日です。聖徳太子が建立した日本最初の官寺四天王寺では、晴天のもと、聖霊会が行われました。お昼前から多くの参詣者が待機しており、筆者は聖霊会の日のお参りは初めてですが、マナーの良さに敬服しました。聖霊会とは、聖徳太子を慰霊鑚仰(さんごう)するために、六時礼讃堂と石舞台周りで厳修される法要です。この日、六時礼讃堂の中央に宮殿(くうでん)を安置して、その殿内に「楊枝御影(ようじのみえい)」をお祀りして、右側に「玉與に奉安した佛舎利」、左側に「鳳輦(ほうれん)に奉安した聖徳太子十六歳孝養御行像」をお祀りします。更に石舞台には、巨大な曼珠沙華(まんじゅしゃげ)などで荘厳して、法要が厳修され、天王寺舞楽が披露されました。今年正月に宝物館にて拝見した、豊臣家が寄進した伶人の衣装は、そのままの煌びやかな美しさで、暫し見とれました。 毎年4月22日に行なわれる聖霊会の舞楽は昭和51年(1976)に、国の重要無形民俗文化財に指定されています。     参考資料・四天王寺

石舞台に飾られている赤い曼珠沙華
                         大きな鼉太鼓(だだいこ)

毎月22日 無料で境内ご案内

毎月22日は、てんのうじ観光ボランティアガイド協議会が、無料で境内をご案内しております。西重門前に設置されているテントにて、皆様のお越しをお待ちしております。

当日は境内にたくさんの屋台が出て、参詣の方で大賑わいです。骨董品、着物、日用品、食べ物等があります。買い物も楽しんで下さい。

毎月22日 10:00~15:00 (受付は14:30まで)

・受付場所 ⇒ 四天王寺境内 中心伽藍拝観受付(西重門)左側で当日受付

・約1時間境内をガイド (22日は中心伽藍拝観が無料)

・申込み不要 

・最寄り駅 ⇒ JR天王寺駅・大阪メトロ四天王寺前夕陽ヶ丘駅

          西重門左側のテントでお待ちしています                  
境内の屋台いろいろ